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全国JA葬祭経営研究会

全国JA葬祭研究会の設立の経緯

1996年に葬祭業に携わる人々の知識や技能の向上を目指して第一回厚生労働省認定の葬祭ディレクター試験が始まりました。葬祭業界がサービス業として自宅葬から葬儀会館葬に大きく変化しだした黎明期でもありました。同時にバブル経済崩壊の建て直しなどの遅れでJA経済事業の低迷や全国的に結婚披露宴が激減するなど社会的デフレスパイラル状態が続いていました。
JA葬祭の業務が、相互扶助と人間の死を通して連帯感が脈々と引き継がれ、地域文化として深く息づいており「もっとも協同組合らしい事業である」ことを気づかされた時代でもありました。そのころから全国の意欲的な県の葬祭担当者やJA職員が当社に集まるようになり、担当者としての心構えや、事業を繫栄させるために必要なカタログやパンフレット、開発されたばかりの葬祭管理ソフトなど来社する者は貪るように情報を収集していきました。その意欲と情熱が研究会の設立に繋がっていきました。

2003年5月15日設立総会

首都である東京はさまざまな意味で情報収集するには便利なように、交通網が整備されています。それだけに全国から上京しやすく多くの方々が集まってきました。情報をオープンにすることでJA葬祭のレベルアップが図れるならと、私が様々なアイデアや新規に取り組んだ企画など全て提供しました。地方より一歩進んでいただけに皆さん喜んで持ち帰っていきました。必然的に年四回の定期的な開催をすることを提案し会の名前も「全国JA葬祭研究会」と命名されました。会長に推され2003年5月15日の設立総会から2017年3月末の休会まで会長として務めさせていただきました。その10年以上の間に30回の開催をさせていただきました。

全国JA葬祭経営研究会の設立

休会してから何度も全農大手町の生活部長や農流研理事長、そして当時の全農の協議会の長も交えて会議しました。結論は農流研が事務局を担い全農が理事として参加し私が再び会長として就任することになったのです。しかし、葬儀業界では徐々に家族葬が増えだしており全般的に低価格で小規模化が一段と進捗するとの見方が確実化していました。将来の経営が今までのようにいかなくなる気配とその空気感は現実に迫っていました。今後の大きな課題として取り上げていくのは経営であることを強調するためにも「JA葬祭経営研究会」と命名いたしました。

農協流通研究所

JA葬祭グループの総会、講演会などの事務局として活動。
一般社団法人農協流通研究所
https://www.nrk.or.jp/
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FAX:03-5643-3688

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